エアロビクスの上級や中級クラスは難しい?コリオの覚え方は?
こんばんは、昨今スポーツジムからエアロビクスのプログラムが減ってきてショックを受けているエアロビクスマニアです。
もうかれこれ20年、ハマっています。
今では、平気で参加できる上級クラスや中級クラス。
初級クラスでさえ難しいと思っていた20年前には、エアロビクスなんて出来ねぇってと何回も挫折しかけました。
ですが初級コースのコリオを習得すれば、上級や中級クラスもついていけるようになります。
エアロビクスって?
昭和のおじさんやおばさんに聞くと、レオタード姿を思い浮かべ、寝そべって足を上げたりするイメージがあるそうですが・・・。
昨今のスポーツジムのプログラムにあるエアロビクスは全く違います。
音楽に合わせて体を動かすことは同じですが、ほぼ体中を動かすダンスのようなものですね。
エアロビクスってインストラクターの動きを頭で覚えて、真似をして身体を動かすだけなんです・・・。
と言葉で言えば簡単なのですが、実は、これが難関なようで、多くの人がエアロビクスは難しいと感じ辞めていくようです。
ちなみにエアロビクスは、コリオの組合せで出来ています。
コリオと言うのはら略語で、正式には英語で「コリオグラフィー(choreography)」といいます。
意味はエアロビクスやダンスなどの振り付けのことですね。
そのためコリオの動きをそれぞれマスターすれば、どんな難しいエアロビクスを踊ることは出来るようになります。
マジです。
コリオの覚え方!ブロックって何?
そもそも音楽とは、4拍子とか6拍子とか8拍子とかのリズムで構成されていますよね。
エアロビクスのコリオは基本8カウント単位で構成されていることをまず覚えてください。
初級コースを習ったことがある方ならご存知のVステップ。
これ何カウントか分かりますか?ただ足を開いて閉じるだけの動きですが・・・。
正解は4カウントです。
Vステップと言えば「右足を前に出し・左足を前に出し・右足を元に戻し・左足を元に戻す」といった動きを2回繰り返しますよね。
初級コースでは4カウントの動作を2回繰り返して動きます。
実はこれ、8カウントのリズムを覚えてもらうためなんですね。
そもそもエアロビクスは1ブロック32カウントが最小の動きになっています。
つまり8カウントの動きが4つ組み合わせたものが1ブロック32カウントになっているわけです。
Vステップ4カウントの動きを8回行うと、32回足を動かしていますよね。もちろんVステップだけでは飽きてしまいますが・・・。
エアロビクスのレッスンは、1ブロックごとに作られていて、基本8カウントずつ動きを覚え、最後に繰り返していきます。
なので、どうしても動きが分からない方は数を数えてみてください。
謎が解けますよ(笑)
エアロビクスは、1ブロックという単位、そして基本8カウントだということを基本に覚えてくださいね。
初級エアロでも2ブロックや3ブロックで構成されていることもあります。
2ブロックだと32×2=64回、3ブロックだと32×3=96回など、初級コースでも結構足を動かしているんです。
これって、それなりに運動量あるんですよ。
エアロビクスの動作を覚えるコツは数を数える!
九九の計算を覚える時も声に出して覚えたこと無いですか?
エアロビクスの動きも慣れないうちは、意識して動きに合わせ数を数えてみましょう。
ただし、小さな声で自分だけに聞こえるようにね。
私はすでにインストラクターのキューイング(動作指示)のみで動けるので、基本正面の鏡で自分の動きしか見ていません。
えぇ?どんな動きか確認しないの?と言われそうですね。
たしかに聞き覚えのない言葉を聞いた時は確認しますが、基本20年もしていると勝手に体が覚えてしまいます。
エアロビクスの動きを覚えるまでは、キューイング(動作指示)に気がとられてしまい、動きのタイミングがずれ踊れなくなっていましたね。(´・ω・`)
特に慣れるまでは、知らない動きが出るたびにズレまくっていましたね。(笑)
ですが、どれも数を数え動きに集中すれば動けれるようになっていきます。
そして不思議ですけど、慣れれば勝手に動けれるようになっています、しかもとても気持ちいいレベルで!
実は声を出して数えることで耳からも情報が入ってきますよね。
もちろん視覚では動作が確認できています。
学校の勉強でも仕事でもなんでも同じですが、目で見て声に出して耳で聞いて覚えていますよね!
三つの動作が重なって、しっかり頭の中に記憶できるようになっているようですよ。
ぜひ、次のレッスンで数を数えてみてくださいね!
ちなみに数を数えることに集中しすぎると、次の動作になっていますので慌てずに動いてくださいね。
これも多分、実践すれば言ってる意味が分かると思います。
数を数えることでどんな動きも体にインプットできるようになってきます。
エアロビクスというのは、レッスンを進めていくうちに、優しい動きから徐々に難しい動きになるのですが、初級コースの動きがアレンジされているだけなので、数を数えながら動きを覚えれば上達しますよ!
エアロビクスの動作の種類を覚える!
エアロビクスの中級や上級は、別物だと考えている人もいると思いますが、初級で習っている動きのアレンジにすぎません。
そのため初級コースの基本の動きをマスターすれば、中級コースでインストラクターが何を言っているのか理解できるようになります。
無論、上級コースも同じですね。
もし今出ているプログラムをしっかりマスターしたいときは、一度外から動きを見学してみましょう。
レッスンを受けながらも覚えることは出来ますが、外から見ることで落ち着いて見れることもありますから。
ちなみに初級コースでは、Vステップを1回・グレープバインを1回・Aステップを1回・ステップニーを1回など、とてもシンプルな動きを繰り返しながら動いています。
そして左右対称に動いていきますよね。これで32カウント、1ブロックになりますよね。
初級コースでは簡単な動きを繰り返します。
あ、これ知ってると思って無意識に体を動かすのではなく、背筋をしっかり伸ばして、あごを引いて、手足をしっかり伸ばして(指先までね!)意識しながら体を動かすことでレッスン後の爽快感も変わりますよ。
それに運動量がかなり変わってきますからダイエット効果も高まります。
ぜひチャレンジしてみてください!
例えば、初級では横に2歩あるく動きが、グレープバインという動きになったり、シャッセになったりしますね。
どちらも4カウントですよね!
また足ふみ4回も、VステップだったりAステップになったりニーアップになったりします。
4つ目の脚が付いた次には動きが変わると意識することで上達速度も変わってきます。
5つ目は最後についた足と逆の脚から始まっています。
ですが8つ目が終了すると又最初に踏み込んだ足になっていますよね!
縦えば、右足からスタートして、右にシャッセ左にシャッセ、そのまま右からVステップして右からAステップ、続けて右へグレープバイン左へグレープバイン、最後に左ニーアップ、右ニーアップね、左足で終了していますよね。
ただこれだと永遠に右始まりの動きになってしまいますよね!
左右対称の動きにするためには、どこかでタイミングをずらさないと変わりませんし、偶数カウントではなく奇数カウントの動きを入れ込まないと変わらないわけですね。
まだ数を数えたことが無い人は、是非数を数えてみてください、動けるようになるし、何より楽しくなりますよ。
エアロビクスのBGMや歌で覚える方法はある?
BGMや歌で覚えるのは、初心者から上級者まで使える簡単な手法です。
BGMや歌で覚える方法は、リズム速度に合わせてに動きの歌詞を作ります。
つま先タッチ・かかとタッチ・クイックオープン・ビハインド・ターンならツマカカクイック、ビハインドターンってところでしょうか?
いい国作ろう鎌倉幕府のようにして覚えるのと一緒ですね!
エアロビクスのレッスン中は他のことを考えない!
エアロビクス中は、レッスン以外のことは考えないようにしましょう。
今日は全て踊り切ると決めて、スタジオ入りしましょう!
スタジオに入ったら、おしゃべりをせず、BGMでカウントを数えて頭の中でイメトレしておくことをお勧めします。
集中力も上がって上手に踊れるようになれますよ!
エアロビクスの上級や中級クラスは難しいと思わなくなる方法!
インストラクターの動きを見ながらでないと踊れない人は、中級クラスや上級クラスで踊りについていくことは簡単ではありません。
しかも、動けていない分エクササイズの消費量も減ります。
スタジオ内は周囲の距離間も考えながら動かなければなりませんよね!立ち止まっていたりすれば周囲の人にもぶつかってしまいます。
またインストラクターの動きや自分の位置、そして周囲の位置を考えていたら、あっという間にコリオのパートは過ぎ去っていきますよね、つまり動いていない・・・脂肪燃焼になっていないということです。
見ながらすればと言うのは、意識していないため脳が動いていません。
脳を動かさないということは、脳の動きが鈍くなっていくことに繋がります。
スタジオには鏡がありますよね、これは自分の姿を確認するための物です。
なのでチラ見程度で動きを確認し、インストラクターの動をみなくても自分の姿を見ながら動けるように練習をしてみましょう。
チラ見をするタイミングは、次の動作に入る瞬間ですね。
インストラクターが見えない時は?
インストラクターをみなくても、たいてい前列に入る人はインストラクターのお気に入りの人なので上手な人がいます。
中には勘違いしている方もいますが、それはさておき。
それ以外の場所でも、インストラクター並に上手に出来る人は必ずいます。
なので、インストラクターが見えない時には、周囲にインストラクターの代行がいないかチェックしておきましょう。
そうすることで、動きの上達ども変わってきます。
特に面の向きが変わる中級クラスや上級クラスでは、周囲に上手い人がいることは必要になりますので早いうちに上手な人を見極めることに慣れておきましょう。
面が変わったら踊れない?
面が変わった時に踊れなくなるのは、コリオの中身を覚えていない事と、正面を向いてる時に正面方向を固定し正面や左右の目印を頭に焼き付けているからなんですね。
目印をつけていることが正面の景色が変わると動けなくなる理由なんですよ。
インストラクターが見えなくても動けるようにするためには、一つはコリオの中身を覚えるほかありません。
そしてもう一つは面が変わった時の景色を想像し進む方向をイメージしておくことですね。
正面なら動けていたのに後ろ向いたら分からなくなるのは、現在位置と頭の中で考えている景色がずれているからです。
なので、何度も練習すれば慣れていきます。あきらめずにチャレンジしてみましょう。
順番が変わったら踊れない?
エアロビクスのレッスンには差し込みという楽しい動きがあります。
動きの順番が変わるだけなんですが、とても新鮮で盛り上がってしまうんですね。
差し込みとは、1ブロック目、2ブロック目、3ブロック目の順番で動いていたものを1⇨3⇨2⇨2⇨3⇨1の順番にしたり、ブロックの途中で違うブロックを入れることをいいます。
覚えるコツは一つだけ、各ブロックの出だしが何で始まっているかそして何で終わっているかを覚えておくことです。
そうすることでキューイング(動作指示)で動けれるようになります。
まとめ
エアロビクスの上級や中級クラスは難しい?初級コースのコリオ次第で参加可能!についてお伝えしました。
初級コースでインストラクターの動きを見ないで、コリオが出来るようになれば、同じやり方で中級クラスや上級クラスにもチャレンジできます。
ちなみに中級や上級クラスの人も、常に完璧な訳ではありません、間違えることもあるし記憶が飛んでしまって踊れないこともあります。
何よりインストラクターになるわけでもなく、気持ちよく踊りたいことと脂肪燃焼が出来たらいいだけですよね。
エアロビクスなど動きのあるレッスンは、人にぶつからない・けがをさせないというマナーが必要です。
しかし、気にしすぎていたら何もできません。
何よりも楽しんでやることが重要なので、今日もエアロビクスが出来て良かったと思えるようになれたらいいなと思い記事にしてみました。
最後までお読みいただきありがとうございます。